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【ポケモンSV】S17氷統一シングル【最終2038位/レート1808】

おはようございます。シーズン17お疲れ様でした。

ポケモンSV 氷統一シングル シーズン17

S:最終2038位 レート1808

V:最終4897位 レート1714

でした。


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今期は全然やらないつもりだったのですが、SV合わせて478戦となかなかやってました。

シリーズラスト特有のレートデフレでしたが、目標のレート1800に到達できました。ある意味今期こそ3桁目指せたのかもしれませんが現実的なところで提出となりました。

メインのSは月の半ばには1700に乗り、サブのVを追い付かせながら環境を学んで練度を上げました。今回はここであまりにも時間がかかってしまったなと思います。25〜27日あたりはメインを追い越すくらいレートも上がっていましたが、負けが出始めてメインに切り替えました。そこから最終日前日に1800到達、最終日は潜らず終了しました。

 

徒然と書いていきます。

◆PT&コンセプト

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並びは過去シーズンと全く一緒。基本はジェネシス理論で戦った。

個体値をブラッシュアップ。個人的なレギュレーションFの解答を出せたとは思っている。剣盾のころは禁伝ルール前に取り組みが足りなかった、というかとても勝てるとは思っていなかったので、現環境は総合的に恵まれていると感じた。

パオジアン&テツノツツミ・キュウコンマンムーをベースに個別に対策が必要な要素をセグレイブとコオリッポに詰め込んで構築が完成した。

参考:レギュF過去記事

gyunnbi-sight.hatenablog.com

gyunnbi-sight.hatenablog.com

 

◆立ち回り

今期は全人類強過ぎて非常に苦しんだが、選出の基本に立ち返ることで勝機を掴んだ。

どんなに刺さっていても、物理アタッカーと特殊アタッカーをどうしてもそれぞれを選出しがち。オーガポン、ウーラオスハッサムというような物理偏重選出も、サーフゴー、イーユイ、ハバタクカミというような特殊偏重選出もされにくい。

この意識をし出したところ、物理相手には雪+B振りのキュウコンを当て、特殊相手にはチョッキマンムーを当てるというシンプルな作りがより機能した。メインの初手ポケモンでの潰しがもちろん前提だが、後ろ2枚での封じがかなり安定した。

 

◆個別解説

①パオジアン@オボンのみ《電》

わざわいのつるぎ いじっぱり

168-176-102-85(C0)-86-185

H100 A156 B12 D4 S236

じごくづき/テラバースト/つるぎのまい/こおりのつぶて

■H:オボンのみ意識 偶数4n

A:電テラバースト HP175-防御120 水ウーラオス 100.5〜120.0% 確定1発

:A2段階上昇 電テラバースト HP194-防御115 サーフゴー 95.8〜112.8% 乱数1発(68.75%),

HP177-防御120 ハッサム 100.0〜117.5% 確定1発

:こおりのつぶて HP175-防御120 水ウーラオス 12.5〜15.4% 乱数7発

B:攻撃200 水ウーラオス 《水》すいりゅうれんだ 100.0〜121.4% 確定1発→オボン込みで確定耐え

S:116族 テツノブジン、エルフーン抜き

■VSサーフゴー、ハッサム、テツノカシラ、アシレーヌ

鋼打点をテラスタルで起点にして切り返す。つよかこ要素のない堅実型。運が悪いのでまけんきやミラーアーマー対策でかみくだくではなくじごくづきを採用している。今期はガチゴチに硬いウーラオスに切り返されることもあったが、上記の選出意識でより活躍した。


キュウコン@ゴツゴツメット《水》

ゆきふらし おくびょう

151-64(A0)-125-101-120-177

H20 B236 S252

ムーンフォース/フリーズドライ/アンコール/オーロラベール

■H:固定ダメ意識 50n+1

B:攻撃182 水ウーラオス すいりゅうれんだ 雪下43.7〜53.6% 乱数2発(2.5%)

:攻撃182 水ウーラオス 《水》すいりゅうれんだ 雪下59.6〜71.5% 確定2発

:攻撃200 水ウーラオス 《水》すいりゅうれんだ 雪下63.5〜75.4% 確定2発

:攻撃182 ウーラオス インファイト 雪下44.3〜52.3% 乱数2発(17.18%)

:攻撃200 ウーラオス インファイト 雪下48.3〜57.6% 乱数2発(93.35%)

:攻撃189 パオジアン せいなるつるぎ 雪下30.4〜36.4% 乱数3発(55.27%)

C:ムーンフォース HP175-特防80 水ウーラオス 76.5〜92.5% 確定2発

,HP155-特防85 パオジアン 82.5〜98.0% 確定2発

■VSウーラオス、パオジアン、カイリュー

雪による物理耐久上昇を存分に生かし仮想敵を封じる。負け濃厚対面とはいえ鋼テラスタルカイリューに水テラスタルを切ったところ、スケイルショットを撃たれたことが2回あり都度憤死した。


マンムー@とつげきチョッキ《鋼》

あついしぼう しんちょう

217-151-100-/-116-107

H252 D204 S52

じしん/こおりのつぶて/じわれ/うちおとす

■4振りブリジュラス抜き、H252、残りD

A:じしん HP130-防御75 ハバタクカミ 87.6〜103.8% 乱数1発(25.0%),

HP175-防御120 ウーラオスれんげき 41.1〜48.5% 確定3発

D:特攻187 ハバタクカミ ムーンフォース 26.7〜31.7% 確定4発

:特攻187 ハバタクカミ@こだわりメガネ ムーンフォース 40.0〜47.4% 確定3発

:特攻187 ハバタクカミ@こだわりメガネ 《妖》ムーンフォース 53.4〜63.5% 確定2発

:特攻205 イーユイ かえんほうしゃ 38.7〜45.1% 確定3発

:特攻205 赫月ガチグマ 《無》ブラッドムーン 57.1〜68.2% 確定2発

:特攻205 赫月ガチグマ だいちのちから 27.6〜33.1% 確定4発

■VSハバタクカミ、イーユイ、ガチグマ

HDベースで一貫性のある特殊打点を封じる。キュウコンとはお互いに相手が流れたときサイクルを回す。ただしガチグマは後出しが厳しいのでオーロラベールから持ち物や乱数との戦いになった。無振りブリジュラスに抜かれるのが勿体無かったのでSだけ調整をかけた。また、鋼テラスドラゴン勢が重く刺さるので、抵抗できるようにテラスタルを毒から鋼に変更。両方とも有効に働いたが、ウーラオスやオーガポンは完全に他に託す形になった。


④テツノツツミ@きあいのタスキ《霊》

クォークチャージ おくびょう

131-76(A0)-135-176-80-206

B4 C252 S252

ハイドロポンプ/れいとうビーム/フリーズドライ/アンコール

■CSぶっぱ、残りB

C:れいとうビーム HP197-特防85 ブリジュラス 53.2〜62.9% 確定2発

:ハイドロポンプ HP177-特防134 晴れ下コータス 45.1〜54.2% 乱数2発(30.85%)

■VSブリジュラス、キラフロル、礎オーガポン、コータス・ウガツホムラ

襷の行動保証を盾に全てのブリジュラスと戦った。メガネ誤認からのスカーフ誤認でアンコールも半々くらい通った印象。特攻特化から最速に変更。HP1でも残して潰しの範囲を広げられた。晴れパはもちろん苦手で、1回でもハイドロポンプが当たらないと凍ることもなくわりと絶望的だった。パオジアン初手が通らないときの裏初手だったがむしろこちらを初手にする方が多かった。


⑤セグレイブ@クリアチャーム《霊》

ねつこうかん いじっぱり

215-192-122-/-107-127

H196 A76 B76 D4 S156

きょけんとつげき/じしん/アイアンヘッド/りゅうのまい

■H:8n-1

A:アイアンヘッド HP202-防御128 オーロンゲ 44.5〜53.4% 乱数2発(33.59%)

B:攻撃192 オーロンゲ イカサマ 39.0〜46.5% 確定3発

:攻撃172 竈オーガポン ツタこんぼう 89.3〜105.1% 乱数1発(31.25%)

:攻撃211 テツノカイナ サンダーダイブ46.0〜54.4% 乱数2発(49.21%)

S:1段階上昇で120族抜き

■VSオーロンゲ・ママンボウ、オオニューラ、テツノカイナ

ママンロンゲを破壊した。初手ねこだましに合わせて霊テラスタルアイアンヘッドで削るとたべのこし込みで絶妙な体力になり、すてゼリフを誘発。クリアチャームの効果で逃げられず2打目を食らう。サイクル崩壊したあとは流れでなんとかした。ママンボウに対しても水技半減・火傷しない・こごえるかぜでS下がらないで圧倒。他にもオオニューラが重くSラインを上げて対抗できるようにしたがこれも機能して完成を感じた。アーマーガアには詰んでいるので注意。


⑥コオリッポ@とくせいガード《草》

アイスフェイス ようき

157-131-131-/-114-102

ナイスフェイス 157-131-91-/-74-190

H52 A244 B4 D28 S180

もろはのずつき/アイアンヘッド/フェザーダンス/はらだいこ

■H:4n+1

A:もろはのずつき HP155-防御104 竃オーガポン 92.9〜109.6% 乱数1発(56.25%)

:アイアンヘッド HP130-防御75 ハバタクカミ 98.4〜116.9% 乱数1発(93.75%)

,A6段階上昇アイアンヘッド HP192-防御167 チオンジェン 36.9〜43.7% 確定3発

D:特攻187 ハバタクカミ@こだわりメガネ ムーンフォース84.0〜99.3% 確定2発

S:ナイスフェイス時、最速120族抜き

■VS竃オーガポン、チオンジェン

渾身のオーガポン対策。とくせいガードでかたやぶりを無効にする。また、チオンジェンに永遠に負け続けたので草テラス採用。やどりぎのタイミングではらだいこする。8割毒orフェアリーテラスなので等倍以上で技が通り撃退した。紆余曲折の中、フェアリーテラス&のしかかり採用でカイリューのスケショを許さず麻痺を狙ったり、しねんのずつき採用でテツノカイナやウーラオスに対抗したりしたときもあったが、あまりにも火力が低く、そもそも全く当たらずで剣舞ドレパンのおやつと化した。積まれなければ後続がなんとかしてくれるので新技のフェザーダンスを採用。使う機会は結局来なかったが1番いい技だったと思っている。

 

◆PT総括

こうしてみると全く耐久型のポケモンがおらず回復がパオジアンのオボンしかない。もともと運が悪く被弾数が増えるほど運が絡み勝てなくなるのでその集大成だと思った。

◆苦手な相手

・ブリジュラスとハッサム同居

初手に困り崩される。テツノツツミが削られがち。パオジアンで切り返せるかどうか。

・コオリッポ対面がんせきふうじオーガポン

特性をご存知でない!? 事故ケアなのかそういう時にかぎってもろはが外れて詰んだ。

・イエカシ

初手のコノヨザルやブリジュラスも重く、エースのテツノカシラもオオニューラもきついという二段構え。やることわかってるのに苦しかった。

・クエスパトラ、バシャーモ、バトンタッチ系

アンコールでなんとかするしかない。

・ゴリランダー

実は草技の一貫性がやばいので襷で無理くり頑張るとかしかなかった。

・嫌がらせ型、害悪型

読みとマンムーのじわれで成敗した。

・受け系

つよくてかっこいい警戒でヘイラッシャよりクレベースが優先された気がする。ハピナス対面はらだいこコオリッポでクレベースを潰したかったが火力がごみカスで処理しきれない時もあった。

・催眠系

普段から早寝早起きを心がけて最速起きを祈った。

 

◆最後に

ここまで読んでいただきありがとうございます。

来期はさすがに取り組めないくらい忙しいはずなので皆様にお任せします。記事待ってます。

ありがとうございました。

よい統一を、グッドアイス👍🧊